
「フェムケア」と「セルフケア」。
どちらも最近よく聞く言葉ですが、違いを正確に説明できる人は多くありません。
生理やホルモンの不調をケアするのはフェムケア?それともセルフケア?
セルフプレジャーは健康管理の一部として考えていいの?
こうした疑問は、決して特別なものではありません。
むしろ、自分の身体や調子に向き合おうとしているからこそ生まれる悩みです。
この記事では、
を、フェムテックの視点から分かりやすく整理します。
「なんとなく分からない」を「自分で選べる」に変えるための基礎知識として、ぜひ参考にしてください。
フェムケアとは?
女性の身体に特有の変化や不調を前提にしたケアの総称
フェムケア(Femcare)とは、「Feminine(女性らしさ)」もしくは「Female(女性)」と「Care(ケア)」を組み合わせた言葉で、女性の身体に特有の変化や不調を前提にしたケアの総称です。
生理痛やPMS、更年期症状、デリケートゾーンのトラブルなどは、我慢するものでも気合で乗り切るものでもありません。
以前は「病気じゃないから仕方ない」と片づけられてきた不調を日常的にケアしていいものとして扱う──それがフェムケアの考え方です。
最近では、
など、フェムテックの進化によって選択肢が一気に広がっています。
つまりフェムケアは「女性の体に関わる不調や悩みを、ケアという視点で考えること」を指します。
▪フェムケア|よくある悩み
「生理や不調って、我慢するものじゃないの?」
「病院に行くほどじゃないけど、つらい時はどうすればいい?」
フェムケアは、こうしたグレーゾーンの不調を放置しないための考え方です。
セルフケアとは?
自分自身の漠然とした不調に向き合うための概念
一方でセルフケアは、
「ちゃんと休めていない」
「気づいたらいつも疲れている」
といった漠然とした不調に向き合うための概念です。
セルフケアは、特別な道具や知識がなくても始められます。
睡眠を見直す、食事を整える、深呼吸をする、自分の気持ちを無視しない。
こうした小さな選択の積み重ねがセルフケアです。
フェムケアが「女性の身体特有の課題」にフォーカスするのに対し、セルフケアは「その人自身が自分をどう扱うか」に重きを置いています。
セルフケアは「性別問わず、自分自身のために行うケア全般」を指す、より広い概念です。
▪セルフケア|よくある悩み
「ちゃんと休んでいるはずなのに疲れが取れない」
「自分を大切にするって、具体的に何をすればいいの?」
セルフケアは、特別なことをするよりも日常の扱い方を見直すことから始まります。
フェムケアとセルフケアの違い(比較)
| 視点 | フェムケア | セルフケア |
| 主な悩み | 生理・ホルモン・デリケートゾーンなど | 疲労・ストレス・メンタルなど |
| 対象 | 主に女性 | すべての人 |
| 目的 | 不調の軽減・QOL向上 | 自分を整える |
| 立ち位置 | セルフケアの一分野 | フェムケアの上位概念 |
「これはフェムケア?それともセルフケア?」と迷う行為は多いですが、どちらか一方でなければいけないわけではありません。
セルフプレジャーはどこに入る?
セルフプレジャーはあくまでセルフケアの一環!
セルフプレジャーについて、
「フェムケアなの?セルフケアなの?」
と戸惑う人は非常に多いです。
結論として、セルフプレジャーは性的健康(セクシュアル・ウェルネス)を含むセルフケアであり、同時にフェムケアとも強く接続する領域です。
「興味はあるけど、正当化していいのか分からない」
「自分だけがおかしいのでは、と不安になる」
そう感じる必要はありません。
近年のフェムテックでは、セルフプレジャーは快楽だけではなく、身体理解と健康管理やストレス軽減の一部として再定義されています。
そして最も重要なのはことは、
ということであり、セルフプレジャーがフェムケアの文脈で語られる場合もありますが、無理に取り入れる必要はありません。
ただ少しでも興味がある、挑戦してみたいと思うこともとても自然なことで、決して恥ずかしいことではないです。
セルフプレジャーは性的な心身の健康という意味を含んではいますが、あくまでセルフケアの一環のものです。
▪セルフプレジャー|よくある悩み
「興味はあるけど、正当化していいのか分からない」
「健康やセルフケアと言っていいの?」
セルフプレジャーは、快楽だけでなく身体理解やストレスケアの側面も持っています。
なので興味を持つのは変なことではないし、自分自身を大切にする行為であり、みんなやっている普通のことです。
なぜ混同されやすいのか
「フェムケア」と「セルフケア」は意味合いが混同されて使われることもあります。
混同されやすい背景には、「女性の不調=気持ちの問題」とされてきた歴史があります。
生理やホルモンによる不調も「気の持ちよう」「自分でコントロールすべきこと」と扱われてきたため、フェムケアとセルフケアの境界が曖昧になりました。
また、フェムケア商品が「自分を大切にする時間」「ご褒美ケア」としてメディアやSNSで紹介されることも、混同を助長しているような気もします。
まだ新しい言葉であり、フェムケア市場が徐々に拡大しつつある途中ということもあり、今後も扱うメディアや時と場合によって変わっていくかもしれません。
現地点では混同して使われれことはよくあることなので、混同してしまうのも無理はありません。
最後は自分に合った距離感で考える
フェムケアもセルフケアも、「こうしなければならない」という正解はありません。
この記事を読んで「ちゃんとケアできていない気がする」と感じた時点で、あなたはもう十分、自分の身体に目を向けられています。
あとは知って、選べるようになるだけです。
情報を知った上で、自分に合うものだけを選ぶことが大切です。
フェムケアとセルフケアは似ているようで役割が異なります。
セルフプレジャーも、その中の一つの選択肢として捉えると、少し見え方が変わるかもしれません。
本ブログでは初心者向けに「どんなアイテムがあるのか」「どう選べばいいのか」についてまとめています。
あなたに合ったセルフケアやフェムケアを探せる手助けができたらと思います。
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